Q&Aお薬Q&A
お薬について
- Q.ジェネリック医薬品(後発医薬品)って何ですか?
- 最初に開発・販売されるお薬を先発医薬品といい、開発メーカーは特許期間中、独占的に製造・販売することができます。その特許期間が満了した後に、厚生労働省の承認のもとに販売されるお薬がジェネリック医薬品です。開発期間が短く、開発コストも大幅に抑えられるため、価格が先発医薬品より安く設定されています。
- Q.抗生物質は飲みきるように言われますがなぜですか?
- 中途半端に飲むのを中止すると原因菌を抑えることができず残ってしまい、お薬に対して抵抗性のある耐性菌ができてしまう可能性があります。医師の指示を守りしっかり飲み切りましょう。
- Q.ステロイドをもらっていますが、長期間塗り続けても大丈夫ですか?
- 最も気を付けてもらいたいのは、自己判断で使い続けることです。ステロイドの塗りお薬はとても良いお薬ですが、副作用がない訳ではありません。使用にあたっては、専門医の指示を守りその監視下で使うことが一番重要なことです。
服薬について
- Q.お薬を1回分飲み忘れてしまったら、どうすれば良いですか?
- 2回分をまとめて飲むことはしないで下さい。次回服薬するまでの間隔がどれくらいあるかで判断することになります。
迷ったら薬剤師へご相談下さい。
- Q.お薬を飲むのに必要な水の量はどれくらいですか?
- コップ1杯(約180ml)くらいが一般的です。少ない水で飲んだ場合、食道にお薬がひっかかったりして食道潰瘍等の弊害を起こす事があります。
- Q.食前、食後、食間はいつ?
- 食直前…食事の10分前以内
食前…食事の30分前以内
食直後…食事の10分後以内
食後…食事の30分後以内
食間…食事と食事の間。食後2〜3時間後
- Q.お酒を飲んでいるのですが、お薬を飲んでも良いですか?
- お薬をビールや日本酒などのアルコールと同時に飲むとお薬の分解が邪魔されて体の中のお薬の量が多くなり危険な状態になることがあります。一緒に飲まなくてもアルコールが体の中にあれば同じですので、お薬の服用中は基本的にはアルコールは控えたほうがよいでしょう。
- Q.お薬を水以外のもので飲んでも良いですか?
- 基本的にお薬は、水・ぬるま湯で飲んでください。
お薬の種類によっては水・ぬるま湯以外のもので服用することで、効き目が強くでたり、逆に効き目が弱くなったり、味が変わったりするものがあります。
- Q.以前と同じ症状です。半年前のお薬をのんでも良い?
- 同じような症状がでてきていても同じ病気と判断してはいけません。
病気の判断は医師にお願いし、その都度症状に合ったお薬を処方してもらいましょう。
調剤薬局について
- Q.調剤薬局ってどういうところですか?
- お医者さんが発行した院外処方せんをもとに、お薬をお渡しできる薬局のことです。
『処方せん受付』という表示がされています。
処方せんをもっていないと入りにくいイメージがあると思いますが、処方せんをお持ちでなくても、お薬や健康に関するご相談もお受けしておりますので、気軽にお立ち寄り下さい。
- Q.処方せんがなくても、以前もらったお薬だったら調剤してもらえますか?
- お医者さんの診察で症状により出された処方せんに基づいて調剤しておりますので、その都度受診して処方せんをもらって下さい。
- Q.当日、薬局に行く時間がない場合、翌日でも良いのでしょうか?
- 院外処方せんの有効期限は、通常は発行日を含めて4日間となっています。
4日以内ならいつでも調剤してもらえます。
なお、仕事などの都合によりご自身がお薬をとりにいけない場合は、家族の方などが処方せんを調剤薬局に持っていき、調剤してもらうこともできます。
- Q.薬局での料金・点数が知りたい。
- 現在薬局では、調剤点数がわかる明細書を発行しています。詳しい見方については、薬局スタッフまで気軽にお尋ね下さい。
その他
- Q.お薬手帳は毎回持ってきたほうが良いの?
- お薬手帳は、『いつ』『どこの病院から』『どのくらいの期間』『どのようなお薬が処方されているか』等を記録しています。
毎回お持ち頂くと、それらすべての情報を一冊のお薬手帳にまとめる事ができ、医師・薬剤師に自分のお薬に関する情報を簡単に知らせることができますので、毎回お持ちになる事をお勧めします。
- Q.お薬の保管方法について教えて下さい。
- お薬は光や温度、湿気に影響を受けやすいです。
湿気の多い所や直射日光の当たる所、高温になる所には置かないようにしてください。
保存状態が悪いと効果がうまくでない場合もあります。
- Q.マスクって効果あるのでしょうか?
- 鼻内花粉数は、マスクをしていないときと比べ、通常のマスクで1/3以下、花粉症用マスクで1/6以下となります。やはりマスクをしていると効果があるようです。 また、花粉をブロックする目的以外にも口腔内や喉の保湿・保温にも効果があると考えられています。