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2025.12.01地域活動

令和7年11月28日(金) 仙台市介護予防月間 市民向け講演【マリーン調剤薬局 桂店】

令和7年度仙台市介護予防月間の活動です。
高森市民センターでの高森塾「老壮大」の講師としてお招きいただきました。
47名の参加者は、お元気な70~80歳代(アクティブシニア)が多く、メモを取りながらよく頷いて、内容によっては声を出して笑って、リアクション豊かに講演を聞いてくださいました。

介護予防月間の活動として認知症もテーマに組み込むことになっていたので、「薬物療法と副作用の早期発見」「認知症とMCI(軽度認知機能障害)」「服薬支援と在宅医療」「かかりつけ薬剤師の活用法」を題材としました。

「認知症とMCI(軽度認知機能障害)」のセッションでは、中高齢発症の気分障害に認知症の原因タンパク質(タウやアミロイド)が関わることを脳画像で実証された論文を紹介し、認知症の予防には、生活習慣の改善、慢性疾患の管理、精神的・社会的活動の向上や維持が大切であることをお話ししました。

質疑応答の時間が短くなってしまいましたが、講演後も数名が質問しにきてくださいました。かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師として、各種講演会や健康相談会への活動機会をいただき、地域住民や多職種の方に対して薬剤師の職能を発揮する機会があることは、とても幸せなことだと思います。

今後も行政や地区薬剤師会とも連携をして、地域住民の健康寿命延伸に関わっていきたいと思います。

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