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INTERVIEWスタッフインタビュー
他業種と連携し、患者様の生活に携わる
在宅スタッフ
佐藤 貴弘
2019年入社
在宅業務のやりがい
在宅業務と普段の外来業務との違いは、なかなか見ることができない患者様の生活に関わることができる部分だと思います。
患者様のご自宅だからこそ、気軽にご相談していただけたり、お話いただけたりすることもあると思います。
そうして築いた信頼関係の中で「いつもありがとう。」「助かるわ。」と声をかけていただいたときに喜びとやりがいを感じます。
また、医師だけではなく、ケアマネジャーや訪問看護師などの他職種の方と連携して、その患者様がより安心して生活するためにお薬に関する提案ができ、実際に患者さんの生活が改善したのを見ることができるやりがいの1つです。
患者様とのエピソード
独居の患者様で認知症を患っている患者さんがおります。
初めは服用し忘れが多く、残薬がたくさんあるような状況でした。
そこで一包化調剤をし、訪問時に服薬カレンダーにお薬をセットすることで服薬状況が改善し、今ではほとんど飲み忘れがなくなりました。
それに伴って体調も落ち着き、お元気で過ごされています。
またその方のケア会議に参加し、お薬の服用に関して提案することもありました。
ライフスタイルに合わせ、お薬ごとに服用方法や作製方法を提案しQOL改善できたことで、ご本人だけではなく他職種の方にも大変喜ばれました。
他にも、入退院時に薬剤が変更になったタイミングで訪問看護師さんから「このお薬は今飲んでいいですか?」「何時間くらいあけて飲んだらいいですか?」と質問を受けたこともありました。
お薬や症状を考慮し、薬学的な指導をすることで安心して服用していただけました。
最後にひとこと
在宅業務では、普段の業務とは違った知識も求められたり、薬局を出てご自宅までお届けに行ったりと大変に感じることもあるかもしれませんが、患者さんに喜んでいただいたときのやりがいは大きいと思います。
高齢化に伴い、在宅業務の需要は増えていくでしょう。そういった中で少しでも患者様の要望に応えられるよう、日々知識や経験を積むことができるよう心がけてます。